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HOME > アープは断然、ライブがいい。 > Vol.21 3rd album 『arp』 リリース記念ライブツアー 
アープは断然、ライブがいい。
Vol.21 3rd album 『arp』 リリース記念ライブツアー 

2008年4月24日、3rd albumリリースキャンペーン初日。arpは新宿にいた。
前日にリリースされた『arp』の初披露だ。
2年半振りのリリース。本当に、待たせ続けた皆様へ。
やっと、「おまたせ。」と言える日が来た。

雨、相変わらずarpのライブは天気が悪い。
そんな中、HMV新宿の会場は、溢れんばかりのファンで埋め尽くされた。
shinjuku.JPG
ステージに立つあん朱。ただ、ただ、笑顔が溢れている。
2年半待ち続けてくれた皆への感謝、今、ここに立てている事の喜び。
演出も、何もいらない。
ただ、その笑顔の理由を歌に篭めればいい。




「飾リハ捨テテ」 記念すべき一曲目は、これ。
2曲目は、「over」 生まれ変わった音たちが、arpのスケールアップを感じさせる。
続いて、おなじみ 「金木犀」 、そして、今一番力のある歌 「わたしのこえ」 を披露。

そして、最終曲。

アルバム12曲目。そして、あのときからずっとarpを支え続けた歌。

「光のさすほうへ」

この歌が、やっと放たれた。
拍手を送るファンの顔が、その感動を表現してくれていた。







5月11日。キャンペーンライブ2日目。大宮、79.5TOWN。

大雨。
こんな天気の中、野外ステージに一体どれ程人が耳を傾けてくれるかと不安だったが、
arp大健闘。決して大きくない屋根の下、沢山の方に歌声を届けた。

この日は「over」の変わりに「YES」を披露。79-5.JPG

手拍子で会場とarpが1つになる瞬間が、気持ちよく。arpにとって新たなライブの形を確立できたのだろう。
考えてみれば、雨をバックにして歌うのは初めだ。
そんな中、「光のさすほうへ」が何故いつもより心に響いた。
残念ながら、そこから太陽の光が見えることは無かったが、雨の中最後まで見届けてくれたファンには、ふたりの気持ちはしっかりと届いたはず。

3rd album 『arp』。その確かな手応えを掴み。ふたりは関西へ旅立つ。




5月31日。
大阪、アリオ八尾。「>Redirect」キャンペーンライブで、初めて訪れた場所でのアンコールライブ。
そしてなんと、この日も雨に降られる。
それにも関らず、大阪や京都、中にはもっと遠くからarpを応援してくれているファンが集まっており、戻ってきたふたりをとても暖かく迎え入れてくれた。

リハーサル中、「光のさすほうへ」の音が決まらない。
試行錯誤の末、何とかベストに仕上げた濱田だが、その表情から少しの不安を感じる。
それはきっと、音に対してではなく、期待に応えることができるのかどうか。

考えているとこちらまで不安になったが、ふたりがステージに上がるとそれは一瞬で消える。

yao.JPGここに来て、明らかに磨かれた曲達は、会場を今までより一層深いarpの世界へと変える力を持っていた。

そして、自分達の世界の中へ、自分達の見てきた「光」を注ぐ。
この歌を届ける舞台を、最高に仕上げる歌達が現れたことに、今更ながら気が付いた。

arpはあの時と同じように、沢山の笑顔をここで生み出していた。




6月1日。キャンペーンは、濱田の故郷、神戸で最終日を迎える。
神戸の町が一望できるビルの中、タワーレコード神戸店。

リハーサルを終える頃には、会場は既にarpの歌を聴こうとする人で一杯。
期待の高さが、手に取るようにうかがえる。

緊張はしているか。ふたりともそうでもない。いい表情だ。

大きな拍手で迎えられるarp。そして、ふたりの笑顔。
ここで歌を歌えることの喜び。ここで歌が聴けることの喜び。
目に見えて、それがわかる。
koube.JPG

昨日と同じセットリストだ。
しかし、全てが今までを完全に越えたパフォーマンスを発揮し、より多くの笑顔、涙を誘っている。


「光のさすほうへ」

ふたりは、2年前からずっとこの歌を最終曲に選んできた。

何を思い、歌い続けてきたのだろう。
その声を、その音を、自分の心に届けるように歌い、奏でていたのかもしれない。

きっと、その意志が、感情が、演奏する度に歌に篭り、
「Reborn」が、それまでの曲と共にあったように、「光のさすほうへ」は、「YES」や「わたしのこえ」を得た。
更に、確実に成長したarp。
そして、あのときより多くの、ふたりを応援するファン。
全てを得て、今、解き放つ時が来たのだ。


この歌は、今のarpそのもの。
そう言える、名曲になったのだろう。

“ありがとうございました。”と深く体を折るふたりの姿が、とても美しかった。


6月21日 ワンマンライブ「光」
この日、この歌はどんな色を放つのか。

きっと、2年間の答えがそこにある。


会場の脇にある、大きな窓。
空から注ぐ日差しに照らされた神戸の街が、ひどく綺麗に見えた。

                                Mura Jun



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